大阪吹田の編集ライティング&デザイン制作

個別指導塾 塾生募集チラシ|熊取個別指導学院様 2024.4制作

目次

新規塾生獲得のため「新聞折り込み用の塾生募集チラシ」をリニューアル

表 面
裏 面

仕 様:B4/裏表/フルカラー
種 類:塾生募集チラシ
事業内容:小・中・高校生向け個別指導塾
制作目的:新規塾生の獲得
配布対象:地元の中学校に通う中学生の保護者
配布方法:新聞折り込み、ポスティング
制作期間:約2か月
作業内容:ヒアリング/企画/レイアウト構成/キャッチコピー・リライト/デザイン/進行管理

これまで、主に新聞折り込みチラシによって集客をかけてきた熊取個別指導学院様。

だた、昨年あたりからチラシによる入塾の問い合わせ数が減少傾向にあるため、デザインやキャッチコピーをリニューアルして、チラシから「体験授業」への問い合わせ率のアップを図り、新規塾生の獲得につなげたいという背景からご依頼いただきました。

デザインは「従来のチラシをベースにしつつ、新しくしたい」というご要望でした

デザインやキャッチコピーはリニューアルしたいものの、これまでの塾生募集チラシからの「大幅なテイストの変更は避けたい」とのご要望でした。

なぜなら、開校以来、ほぼ同じフォーマットの以下のチラシで新聞折り込みやポスティングを続けてきたため、これまでのデザインである程度、自塾の認知は浸透していると判断されていたためでした。

これまでの塾生募集チラシ 表面
これまでの塾生募集チラシ 裏面

チラシの表面では、あえて大きな文字でキャッチコピーを作成

実は当初は、大きくデザインのテイストを変え、競合との差別化を図ろうと考えていましたが、そのご意向を受け、デザインは整える程度の変更に。
その上で、キャッチコピーやコンテンツの大幅な変更によって、塾の強み・特長を訴求する方向でご提案しました。

例えば、学習塾のチラシは文字量が非常に多めですが、そうした他塾のチラシと差別化するため、キャッチコピーはかなり大きめに配置し、成績アップ例として実際の得点も併記。

チラシのアイキャッチとして連動させることで、目につきやすく読みやすく仕上げました。

また、ヒアリングの結果、強みは「e-Learning」を使用したセルフ授業と、塾長の直接指導をどちらも受けられる点だと感じたことから、どちらのメリットも記載しました。

そのほか、勉強が苦手な生徒向でも通いやすい学習環境をアピールするため、「安心感」を届けるコンテンンツとして外からは見えない塾の内観、指導風景といったビジュアル要素を追加。

全体的に、シンプルながらも清潔感・信頼感を与える色使いと、詰め込みすぎないレイアウトで丁寧にまとめました。

チラシの裏面では、保護者と生徒それぞれに向けたメッセージを併記

一方、裏面では、塾長からのメッセージを「保護者様」と「生徒の皆さん」それぞれに向けて書いていただきました。

一般的に学習塾のチラシに載せるメッセージは、保護者向けのみというケースがほとんどです。

だからこそ、ターゲットを分けたメッセージを掲載することで、丁寧な印象を与えるとともに、実際、それぞれの気持ちにフォーカスしたに内容をより具体的に書くことができます。

入塾したら直接指導してもらう塾長からの本音のメッセージは、安心感や信頼感につながるコンテンツになりうると考え、塾長先生にもご賛同いただきました。

リニューアルしたチラシをベースに、微調整を加えながら配布中

リニューアルしたチラシの結果については、「3万部配布して、チラシ経由の問い合わせが6件だったので、ちょうど0.02%でした。これまでは0.01%を切るまで下がっていたので、0.02%まで回復し、ひとまずは安心しました」とフィードバクを頂きました。

ただ、当初は「0.03〜0.05%をめざしましょう!」と話し合っていたため、残念ながら、目標を達成することはできませんでした。

というものの、塾長先生曰く「でも、実はこの後、別の制作会社さんに、まったく異なるキャッチコピーとデザインで制作してもらったところ、そのチラシの反応率が0%だったんです」とのこと。

それらの結果を踏まえ、今は再度、当ラボが制作したチラシに戻し、ご自身で微調整を加えながら配布されています。

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この記事を書いた人

これまで、教育系出版社、編集プロダクション、デザイン会社などでライター・編集者として約20年、広報誌や会社案内、社内報に記念史、リーフレット、チラシなどを制作してきました。

独立した現在は、主に個人事業主や小さな会社の営業用パンフレットや販促チラシ、Webライティングなどを通して、お客様の強みを言語化し、価値を「カタチ」にするお手伝いをしています。

モットーは「いいパンフレットでいいコミュニケーションを、いいコミュニケーションからいいビジネスを」。

そのために、「つくること」がゴールではなく、「本当に役に立つ」「ビジネスにつながる」パンフレット・チラシをつくります。

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